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プレスリリース

2007年12月01日

東京女子医科大学、日本赤十字社、社会福祉法人恩賜財団済生会および
株式会社メディカル・プリンシプル社による「女性医師再教育-復職プロジェクト」について

女性医師を取り巻く就業環境は、配偶者の転勤、出産等の事情により影響を受けることが多く、臨床の現場を離れざるを得ないことが少なくありません。また、一度離職してしまうと、日進月歩で進む臨床の現場に戻りづらくなる現実もあります。既にご案内のとおり、東京女子医科大学では平成18年に「女性医師再教育センター」を立ち上げ、やむを得ず長期にわたって臨床の現場を離れることになった女性医師の現場復帰を支援する取り組みを開始いたしました。これは、前述の状況にある女性医師には、復帰するにあたってのリハビリのステージが必要であるとの考えによるものです。

 

実質的な活動を開始した平成18年7月から一年超が経過した現在、センターへの登録者数も30名を数えるまでとなりました。この間、マスコミによる取材などセンターの取り組みに関する反響および社会的な関心は大きなものでした。実務の責任者であり副センター長である川上教授をはじめとして、センターに係わる東京女子医科大学教員の女性医師が全国各地でゲストスピーカーとして招聘され、センターの取り組みについて講演を行ってきたこともその現われと言えます。

 

当初、研修の実施は、センターを設置する東京女子医科大学の附属医療施設および研修受け入れ先として名乗りを挙げていただいた全国のいくつかの医療機関において開始いたしました。しかし、東京女子医科大学の附属医療施設はそのほとんどが東京23区内に存在することなどから、全国の研修希望者を受け入れる体制は十分なものとは言えませんでした。

 

本年4月、「女性医師の労働条件や就業環境改善のための支援」との目標において理念を同じくする日本赤十字社、株式会社メディカル・プリンシプル社と共に「女性医師再教育―復職プロジェクト」を組成、本年6月17日(日)には、プロジェクトとしてシンポジウムを開催いたしました。当日はセンターに登録した二名の研修者が、実際の研修活動のみならず、センターの活動を知ることとなった経緯、研修開始までのハードル、研修終了後の展望およびセンター・研修病院への謝意などを披露された一方、現役の医師を中心とする参加者からの質疑も活発なものであり、シンポジウムは盛会となりました。

 

更に本年9月、社会福祉法人恩賜財団済生会がプロジェクトに参画することとなり、全国対応の問題は解決することとなりました。赤十字とともに日本全国に地域中核的な医療機関を有する病院グループに加盟頂き、それらが研修受入先となることで東京まで物理的に通えない研修希望者への選択肢が大きく広がることとなったのです。実際に両者が有する医療施設を合算すると170を超える規模となります。また、大学附属の医療施設が専門に特化した医療の習得の場を豊富に提供できるのに対し、赤十字および済生会の各病院では臨床医に必要な現場を数多く経験できることとなり、物理的な距離の解消のみならず、研修希望者自身が望む現場復帰の方向性に対しても選択肢を提供できることとなりました。12月現在、既に赤十字病院および済生会病院において研修を受けている、あるいは研修修了した女性医師が数名ずつおります。

 

センターと赤十字および済生会との提携を提案したのは、医師のキャリアサポートを行なう株式会社メディカル・プリンシプル社でした。同社はセンターと、研修受入先である赤十字および済生会との連携を橋渡しし、女性医師の現場復帰に際しての医療面以外の問題解決にあたります。また、本プロジェクトでは研修を受ける女性医師は研修受入先の医療機関を新たな職場とすることを義務付けられていないのが特長ですので、場合によっては新たな職場を自力で探さなければなりませんが、その際、必要に応じてメディカル・プリンシプル社を窓口として希望や条件に合致する職場を探すことも可能であり、これにより、登録→研修→現場復帰というサイクルがより完全なものになったと言えるのです。

 

現在、この取り組みは四者のボランティアベースによる『プロジェクト』として実施しています。研修は医療の現場へ一人でも多くの女性医師に復帰してもらうことが最終目標であり、ひいては社会問題となっている勤務医不足解消の一助としたいとの想いを共有しつつ、それぞれが組織として有するミッションを達成するために、それぞれの得意分野において、前述の「女性医師の労働条件や就業環境改善のための支援」を行っているのです。本プロジェクトに賛同し、参画を希望し、そしてご支援をいただける方々を募るべく、ここに広くお知らせいたします。

 

平成19年12月1日

 


お問い合わせ先

 

東京女子医科大学
http://www.twmu.ac.jp/CECWD/index.html
〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
TEL 03-3353-8112 内線30324(担当人事課竹原、鷹觜)

 

日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/
〒105-8521 東京都港区芝大門1-1-3
TEL 03-3437-7500 (担当医療事業部企画課大野、庄野)

 

社会福祉法人恩賜財団済生会
http://www.saiseikai.or.jp/saiseikai/
〒108-0073 東京都港区三田1-4-28(三田国際ビルヂング21 階)
TEL 03-3454-3311 (担当事業部企画課剣持、宝田)

 

株式会社メディカル・プリンシプル社
http://www.medical-principle.co.jp/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4
TEL 03-5772-2300 (担当営業企画部清水)

以上

------本件に関する問い合わせ先------

株式会社メディカル・プリンシプル社
http://www.medical-principle.co.jp
info@medical-principle.co.jp
TEL:03-5468-5300  FAX:03-5468-5310

※ 文中記載の「民間医局」は、株式会社メディカル・プリンシプル社の登録商標です。

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