DOCTOR’S MAGAZINE 2021年8月号を発刊しました
今号の「ドクターの肖像」は、慶應義塾大学 医学部 生理学教室 教授 岡野 栄之氏。
2年ぶりに研究医が表紙を飾りました。
今年5月には、iPS細胞を活用した創薬の治験で、難病ALSの治療薬の有効性を世界で初めて確認したことを発表。
続く6月には、ヒトのiPS細胞を使って脊髄損傷を治療する世界初の臨床研究を開始と、直近のニュースだけでも
「世界初」を連発し、再生医療の司令塔として世界を牽引する岡野氏。
What is Life?の解明に挑み続ける“永遠の科学少年”の半生を紐解きます。
その他、「スペシャル対談:放射線診断医編」のコーナーでは、
“頭のてっぺんから、足の先まで”全身の臓器を横断的に診断する
General Radiologistの松木充氏と、脳動脈瘤検出AIの開発に携わるなど、
若干32歳にして日本のAI研究をリードする越野沙織氏によるスペシャル対談が実現。
画像診断の最前線に立つお二人に、AI時代における放射線診断医の在り方について語っていただきました。
<DOCTOR’S MAGAZINE 2021年8月>
■ドクターの肖像
慶應義塾大学 医学部 生理学教室 教授
岡野 栄之
“Musashi”で医療を塗り替えた
再生医療のワールドリーダー
■Doctor’s Opinion
“自尊心という美徳、そして人との出会い”
日本大学病院 消化器内科 教授/日本大学 医学部長
後藤田 卓志
■連載コラム
仲野徹センセイの座右の銘は銘々に Returns!#11
大阪大学大学院 生命機能研究科 教授
仲野 徹
■Special Cross Talk
スペシャル対談:放射線診断医編
松木 充(自治医科大学 とちぎ子ども医療センター 小児画像診断部 教授)
越野 沙織(東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター コンピュータ画像診断学 予防医学講座 特任助教)
■Dr.徳田のクリニカルパールズ
静脈カテーテル挿入後の呼吸困難の原因は?
■Special COLUMN
肺移植医 大藤剛宏先生のカタール冒険譚 Episode.03
■FORTE―日本列島病院探訪―
地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院
■臨床研修指定病院紹介
国立大学法人 鹿児島大学 鹿児島大学病院
公益社団法人 山梨勤労者医療協会 甲府共立病院
■専門医研修紹介
社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院
社会福祉法人 恩賜財団 済生会 山形済生病院
■医療過誤判例集
心房細動カテーテル・アブレーション治療中に心タンポナーデを合併させ
患者を死亡させた事案について、同治療の適応がなかったとして医師の過失を
認め、遺族の請求を認容した高裁判例
■医局紹介
愛知医科大学 消化器外科
京都府立医科大学 泌尿器外科学教室
■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声