DOCTOR’S MAGAZINE 2021年9月号を発刊しました
今号の「ドクターの肖像」は、武蔵野赤十字病院 院長 泉 並木氏。C型肝炎治療の歴史とともに医師としてのキャリアを築かれてきた泉氏。肝炎は治らないものとして誰もがお手上げ状態だった30数年前、あえて肝臓を専門に選ばれ、試行錯誤の末、手技や薬で治るようになりました。そんな肝炎撲滅の立役者としての奮闘を、患者さんとのエピソードを交えて語っていただきました。
その他「Challenger-挑戦者-」では、国内に約300万人超の患者がいるとされる原因不明の耳鳴りに立ち向かう聴覚診療のエキスパート新田清一氏を特集しました。「耳鳴りは治らない」、その常識を覆し、補聴器を用いた「宇都宮方式聴覚リハビリテーション(R)」と呼ばれる独自のトレーニングメソッドを言語聴覚士の鈴木大介氏と二人で確立。
耳鳴りの苦痛を劇的に和らげることに成功し、今では全国から多くの患者が新田氏の元へ殺到しています。人気コーナー「Dr.徳田のクリニカルパールズ」では、COVID-19 肺炎の感染が疑われる患者の他の疾患の診断方法についてのお話を掲載。今月号も見どころ満載で、全国各地で活躍する医師や医療法人をご紹介しています。
<DOCTOR’S MAGAZINE 2021年9月>
■ドクターの肖像
日本赤十字社 武蔵野赤十字病院 院長
泉 並木
肝臓治療の景色を塗り替えた
C型肝炎撲滅への牽引者
■Doctor’s Opinion
“有事に向けて、平時に備えよ”
国際医療福祉大学 副学長/初代・厚生労働省医務技監
鈴木 康裕
■連載コラム
仲野徹センセイの座右の銘は銘々に Returns!#12
大阪大学大学院 生命機能研究科 教授
仲野 徹
■Challenger-挑戦者-
済生会宇都宮病院 耳鼻咽喉科 主任診療科長・聴覚センター長
新田 清一
■Dr.徳田のクリニカルパールズ
COVID-19肺炎の感染が疑われる患者の他の疾患の診断方法は?
■FORTE―日本列島病院探訪―
横浜市立市民病院
■臨床研修指定病院紹介
佐賀大学医学部附属病院
北播磨総合医療センター
■専門医研修紹介
福山市民病院
八尾市立病院
■医療過誤判例集
分娩時に産科危機的出血に陥ったときの高次施設への搬送
■医局紹介
東海大学 医学部 内科学系消化器内科学
愛媛大学大学院 循環器・呼吸器・腎高血圧内科学
■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声