DOCTOR’S MAGAZINE 2021年11月号を発刊しました
今号の「ドクターの肖像」は、虎の門病院 院長 門脇 孝氏を特集しました。日本に1,000万人もいると言われている糖尿病患者に希望の光を与えたのが、糖尿病研究で世界に名を知られる門脇氏です。
門脇氏は、米国留学でインスリン受容体異常の発見後、糖尿病研究に邁進。生まれつきのエリートながら努力を重ね、ついに世界初のアディポネクチン受容体（ホルモン受容体）を発見しました。
虎の門病院院長に転身後も、健康長寿を全うできる薬を作りたいと研究に没頭。数々の辛苦を味わいながらも、研究を患者に還元し、前人未踏の新しい領域をめざし続ける門脇氏の情熱の物語を、ぜひご一読ください。
その他、特別企画では、7月に当社と協定を締結した長崎大学病院について特集しました。
160年の歴史の中で、さまざまな感染症の流行と対峙し、日本の感染症医療をリードしてきた長崎大学が、4月に感染症医療人育成センターを設立しました。
記事ではセンター長の古本朗嗣氏に、感染症専門の人材育成・強化に向けた取り組みについてお話を伺いました。
「SPECIAL Cross Talk」では、イギリスとオーストラリアでそれぞれGP（General Practitioner）の資格を取得し、現在は日本で総合診療に携わる佐々江龍一郎氏とレニック・ニコラス氏に、日本がこれからめざすべき総合診療医の在り方について語っていただきました。
今月号も、様々な観点から全国各地で活躍する医師や医療法人をご紹介しています。
＜DOCTOR’S MAGAZINE 2021年11月＞
■ドクターの肖像
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 院長
門脇 孝
日本での世界初を成し遂げた
糖尿病研究のワールドリーダー
■Doctor’s Opinion
“心臓外科医の矜持”
社会医療法人財団 石心会 川崎幸病院 副院長／川崎心臓病センター長／心臓外科主任部長
高梨 秀一郎
■連載コラム
仲野徹センセイの座右の銘は銘々に Returns！#14
大阪大学大学院 生命機能研究科 教授
仲野 徹
■Special Cross Talk
スペシャル対談：総合診療医編
佐々江 龍一郎（NTT東日本関東病院 総合診療科・国際診療科 部長 総合診療医）
レニック・ニコラス（NTT東日本関東病院 総合診療科・国際診療科 総合診療医）
■Dr.徳田のクリニカルパールズ
経腸栄養患者の筋肉痛の原因は？
■SPOTLIGHT
特別企画：感染症医療人育成センターをスタート！
長崎大学病院
■臨床研修指定病院紹介
独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター
地方独立行政法人 りんくう総合医療センター
■専門医研修紹介
株式会社麻生 飯塚病院
社会医療法人財団 大和会 武蔵村山病院
■医療過誤判例集
巨大児の出生につき、帝王切開をすべき注意義務、帝王切開へと分娩術を変更できるような態勢を構築すべき注意義務について
■医局紹介
大阪市立大学医学部附属病院 内科系診療科
埼玉医科大学 脳神経内科・脳卒中内科
■Medical Topics／Student’s Voice
メディカルトピックス／医学生の声