メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースお知らせDOCTOR’S MAGAZINE 2022年10月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2022年10月号を発刊しました

今回の「ドクターの肖像」では、がん研究会 有明病院 副院長/前放射線治療部長 AI 医療センター センター長の小口 正彦氏を特集しました。小口氏は、放射線治療医として放射線治療の黎明期から治療を開始し、2万例の放射線治療を行ってきた日本のがん治療の立役者です。また、がん専門病院の総合力向上を目指し、診療情報を体系的に管理できる「統合がん臨床データベース」の開発やAIを活用した問診を取り入れ、患者の予後の観察や検査まで一気通貫で実施できる体制を整備しました。現在では、「最新の技術と患者をつなぐこと」に徹し、製薬会社や医療機器メーカーなど企業とともに、“社会スケールのがん診療統合チーム”を先導しています。「放射線腫瘍医は一生半人前」と語る氏の目指す新しい医師像とは?トップランナーとして、挑戦を続ける小口氏の物語をぜひご一読ください。

「Challenger-挑戦者-」では、2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、全身の93%にやけどを負った被告の治療に当たった熱傷治療のスペシャリスト鳥取大学附属病院高度救命救急センター 教授上田 敬博氏を取材しました。上田氏は、広範囲熱傷の新たな治療法を確立しています。また、医師の一斉退職で地域医療が崩壊寸前となった鳥取大学医学部付属病院の救命救急センター再建に奮闘し、若手や中堅の救急医育成にも、果敢に取り組んでいます。

その他、[FORTE -日本列島病院探訪-]では、筑波大学やJAXAなど約150の研究機関・企業が集う日本最大の学園都市にある筑波記念病院を特集しました。二次救急病院として、地域トップクラスの年間4,000台の救急搬送を救急科医4人でも担えるのは、院全体でフォローする持続可能な救急医療を実践していることからです。働き方改革の取り組みや、救急医療の魅力や醍醐味を発信にも力を入れる同院ならではの取り組みに迫ります。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2022年10月>
■ドクターの肖像
がん研究会 有明病院 副院長/前放射線治療部長 AI 医療センター センター長
小口 正彦

■Doctor’s Opinion
“激動する世界と医療の課題”
国立大学法人 東海国立大学機構 機構長
松尾 清一

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #09
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

Challenger-挑戦者-
鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター 教授 兼 救急災害医学 教授
上田 敬博

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
幻視の原因は?

■FORTE-日本列島病院探訪-
医療法人社団 筑波記念会 筑波記念病院

■SPECIAL COLUMN
肺移植医 大藤剛宏先生のカタール冒険譚 Episode.10

■臨床研修指定病院紹介
日本赤十字社 東京都支部 大森赤十字病院
地方独立行政法人 新小山市民病院

■専門医研修紹介
公益財団法人横浜勤労者福祉協会 汐田総合病院
医療法人尾張健友会 千秋病院

■医療過誤判例集
泌尿器科医師による精索捻転症の鑑別診断

■医局紹介
札幌医科大学医学部 消化器内科学講座
信州大学医学部外科学教室 呼吸器外科学分野

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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