メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースお知らせDOCTOR’S MAGAZINE 2023年11月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2023年11月号を発刊しました

本号では、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター、遺伝診療センター センター長 / 周産期・母性診療センター 顧問 左合治彦氏を特集しました。左合氏は、日本初となるお腹の中の胎児の超難易度手術を成功させた胎児医療のフロンティアの産婦人科医です。生まれてからでは助けられない命が救えるようになったのは、十数年かけて準備した“究極の手術”や、出生前診断を駆使した専門医療を高めてきたためです。「大変なんだけど、やめられない」という左合氏は、胎児が無事に生まれてくることの奇跡を最もよく知っています。「一つとして、当たり前に何事もなく生まれる命はない。だからこそ真摯に向き合わなければならない」と次世代の医師たちに伝え、産婦人科医として命の輝きを見つめるその姿を追いました。

 

「Challenger-挑戦者-」では、外傷治療のレベルアップを目指し、情熱を燃やす若きリーダー乾 貴博氏を特集しました。日本では、「外傷治療は若手が行うもの」とされ、まだまだその専門性が確立されているとはいえない状況下にあります。その中で、乾氏は勉強会「骨折予備校」を立ち上げ、統一されていない骨折治療を確立させるためのデータ集積を行うなど、若手整形外科医を巻き込みながら、外傷治療の専門性確立のために奔走しています。「Doctor’s Opinion」では、加藤庸子氏に少子化・超高齢化、働き方改革、多様性の時代における医療課題について、女性医師がリーダーとなり革新していくことの可能性と希望について寄稿いただきました。「押し売り書店 仲野堂」では、特攻兵器「桜花」を発案した男のミステリーのような生涯など、戦争に関する書籍を取り上げました。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2023年11月>
■ドクターの肖像
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
遺伝診療センター センター長 / 周産期・母性診療センター 顧問
左合治彦

■Doctor’s Opinion
“女性医師が導く医療革新”
藤田医科大学 ばんたね病院 統括副院長 脳神経外科 教授
加藤 庸子

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #22
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■Challenger-挑戦者-
帝京大学医学部附属病院 外傷センター/帝京大学 医学部 整形外科学講座 助手
乾 貴博

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
呼吸困難の原因は?

■FORTE ―日本列島病院探訪―
医療法人社団 おると会 浜脇整形外科病院

■臨床研修指定病院紹介
飯田市立病院
宮崎県立延岡病院

■専門医研修紹介
地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター
NTT東日本関東病院

■医療過誤判例集
カテーテルアブレーション術に伴うシースの残存

■医局紹介
東京医科大学 八王子医療センター腎臓内科
三重大学医学部附属病院 総合診療部

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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