メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースお知らせDOCTOR’S MAGAZINE 2024年1月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2024年1月号を発刊しました

本号では、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 副院長/消化器外科(下部消化管) 部長 黒柳洋弥氏を特集しました。黒柳氏は、モニターでの指導数も含めて、5,000件超の症例を手掛けるなど、日本屈指の技をもつ大腸がん腹腔鏡手術のパイオニアです。1980年代までは開腹し、直腸も周辺臓器も切除する拡大手術が一般的だった大腸がんに対して、機能保存と根治性を両立させる“黒柳式腹腔鏡術”を作り上げました。「うちで残せない肛門は、他院のどこでも残せません」という言葉からは、術野展開・剥離の技への黒柳氏の自信と、患者への責任がにじみます。術後の元気な患者の顔を見るため、座右の銘の“折れない心”で、最新鋭の4K3Dの内視鏡システムで、メスの限界に挑み続けるその姿を追いました。

「Special Cross Talk:多様化する現代におけるキャリアの作り方」では、淀川キリスト教病院 産婦人科 柴田綾子氏と秋田大学医学部附属病院 高度救命救急センター 佐藤佳澄氏を特集しました。医学部入学者の約3分の1が女性となった今、キャリアの築き方も多様化しています。産婦人科医として女性の健康を支えながら、特別養子縁組で親子となった1歳の子どもを育てる柴田氏。また、秋田の救急医療を救うため、専攻医として初めて現医局に飛び込んだ救急科医の佐藤氏。異なるバックグラウンドを持つ2人の女性医師に、自身のキャリアや、働き方改革の在り方、自己研鑽の方法について語っていただきました。

また、「Doctor’s Opinion」では、臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄 名誉センター長宮城 征四郎氏に、立ち上げ当時、日本で前例がなかった臨床研修病院群プロジェクト「群星沖縄」を率いて、1,200人超の研修医を育成してきた歴史について寄稿いただきました。連載2周年を迎える「押し売り書店 仲野堂」では、3冊の写真集を取り上げました。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2024年1月>
■ドクターの肖像
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 副院長
消化器外科(下部消化管) 部長
黒柳洋弥

■Doctor’s Opinion
“臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄が問いかけたこと”
臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄 名誉センター長
宮城 征四郎

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #24
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■Special Cross Talk
スペシャル対談:多様化する時代におけるキャリアの作り方
淀川キリスト教病院 産婦人科
柴田綾子

秋田大学医学部附属病院 高度救命救急センター
佐藤佳澄

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
急な腹痛の原因は?

■臨床研修指定病院紹介
社会医療法人 製鉄記念八幡病院
徳島県立三好病院

■専門医研修紹介
独立行政法人 国立病院機構宇多野病院
茨城県厚生農業協同組合連合会 総合病院土浦協同病院

■医療過誤判例集
医師が受診した人間ドックで、画像の見落としがあったとして損害賠償が認められた事例

■医局紹介
名古屋大学医学部 整形外科/手の外科
山形大学医学部 外科学第二講座

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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