メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースお知らせDOCTOR’S MAGAZINE 2024年2月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2024年2月号を発刊しました

本号では、魚沼市立小出病院 内科医長/元・国立がん研究センター中央病院 院長の荒井保明氏を特集しました。荒井氏は、世界的にも有名な日本を代表するIVR医の一人です。IVR(Interventional Radiology:画像下治療)とは、X線やCT、MRIなどで体内を見ながら、針やカテーテルで進める治療法で、がん治療から緩和医療まで様々な低侵襲治療が可能です。「IVRに必要なのは『創造力と技術』。それで患者さんに喜ばれるのが、何より嬉しい」と語る荒井氏は、二度の九死に一生を得る体験を経て、Angio-CTの開発や緩和医療への積極的な導入など、がんのIVR治療を極めました。国立がん中央病院の病院長を務め上げた後、現在は、第二の医師人生を“IVRを高齢者医療へ活用する”という挑戦に捧げています。医師にもまだ認知が低く、教科書にも載っていない技術を楽しみながら、開拓してきたその軌跡を辿ります。

「Challenger -挑戦者-」では、「教えてドクター!プロジェクト」の責任者を務め、子どもの予防医療やホームケアの方法などを啓発する佐久医療センターの坂本昌彦氏を特集しました。小児救急医として目の前の患者はもちろん、“ヘルスコミュニケーション”で数多くの子どもの命を救っています。活動の源には、先天性疾患をもつ女児との出会い、海外で経験した貧困や祈禱師への信仰風土など、様々な理由で助からなかった子どもたちへの想いがありました。また、「FORTE -日本列島病院探訪-」では、腎臓・泌尿器・女性医療を柱に据え、低侵襲治療を推進している明理会東京大和病院をご紹介します。「Doctor’s Opinion」では、新型コロナウイルス感染症により、感染症教育の重要性が見直される中、これからの感染症教育の在り方について、長崎大学 名誉教授 前学長の河野 茂氏に寄稿いただきました。

隔月連載の「佐々木淳先生の在宅診療メモランダム」は、入院病棟で「認知症のため対話困難」と早々に諦められてしまった患者の、「言葉を発しない」という意思表示をテーマにしたお話です。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2024年2月>
■ドクターの肖像
魚沼市立小出病院 内科医長
元・国立がん研究センター中央病院 院長
荒井保明

■Doctor’s Opinion
“これからの感染症教育”
国立大学法人 長崎大学 名誉教授 前学長
河野 茂

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #25
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■Challenger-挑戦者-
佐久総合病院 佐久医療センター
小児科 医長 兼 国際保健医療科 医長
坂本昌彦

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
ムズムズの原因は?

■FORTE -日本列島病院探訪-
IMSグループ 医療法人財団 明理会 明理会東京大和病院

■SPECIAL COLUMN 隔月連載コラム
佐々木淳先生の在宅診療メモランダムEpisode 04

■臨床研修指定病院紹介
公益社団法人 地域医療振興協会 横須賀市立市民病院
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 総合病院 聖隷三方原病院

■専門医研修紹介
社会医療法人道東勤労者医療協会 道東勤医協釧路協立病院
社会医療法人 青洲会 福岡青洲会病院

■医療過誤判例集
夫の同意なき人工妊娠中絶について

■医局紹介
大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 消化器外科学
秋田大学 救急・集中治療医学講座

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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