メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースお知らせDOCTOR’S MAGAZINE 2024年9月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2024年9月号を発刊しました

本号では、公益財団法人がん研究会 有明病院 婦人科 部長 金尾祐之氏を特集しました。金尾氏は、子宮がんの手術件数日本一を誇り、婦人科領域におけるがんの腹腔鏡手術の第一人者です。月28回の当直という猛烈な研修でお産・帝王切開を学んでいた医師3年目の年に、不可避の母体死亡を経験し、一時は自暴自棄に。臨床から遠ざかった金尾氏を奮い立たせたのは、父の最期のメッセージでした。一例一例、命を削る思いで、限界を超えていく金尾氏の手技に救われた命は、金尾氏の挑戦なくしてはありません。人生をかけて腹腔鏡手術を極めた医師の手技は、今も進化を続け、情熱の炎を後進に灯し続けています。

「Challenger」では、年間総受診者6万7,200人、救急搬送2万2,300件と搬送件数日本一を誇り、応需率100%を追求する、湘南鎌倉総合病院救命救急センターの副院長・救命救急センター長 山上浩氏を取り上げました。満床でも受け入れる全件応需のシステム、それを支える医師の育成、疲弊せずに働ける職場環境、チームに根付く「絶対に断らない」強い信念を生み出す、自称“凡人”の熱きリーダーの想いを取材しました。「Case Study 特別企画 地域医療のカタチ」では、今年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸し、交通が便利になった福井県を取り上げました。福井大学医学部附属病院救急部で活躍する指導医と、市立敦賀病院の研修医に福井県の医療や研修、生活面の魅力を伺いました。

その他、「押し売り書店“仲野堂”」では、「漂流モノにハズレなし」ということで、ノンフィクションの漂流記を3冊ご紹介いたします。病に倒れる者、敵対する者、島に置き去りにされる者、過酷な環境下での、それぞれの生きざまについて仲野先生が熱弁してくれます。「Dr.徳田のクリニカルパールズ」では、息が苦しそうな患者さんの診察を行います。既往症のパニック発作ではなさそうですが、その原因とは?
今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2024年9月>
■ドクターの肖像
公益財団法人がん研究会 有明病院 婦人科 部長
金尾祐之

■Doctor’s Opinion
“過疎地医療の未来~コンパクトホスピタルとハブホスピタル~”
社会医療法人財団 董仙会 恵寿総合病院 理事長
神野正博

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #32
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■Challenger-挑戦者-
湘南鎌倉総合病院 副院長 救命救急センター長
山上 浩

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
呼吸促迫の原因は?

■Case Study -特別企画-
地域医療のカタチ「福井県」
地域に必要とされ、愛される“ オールラウンダー” な医師に

■臨床研修指定病院紹介
深谷赤十字病院
岐阜大学医学部附属病院

■専門医研修紹介
京都家庭医療学センター
八戸市立市民病院

■医療過誤判例集
ワーファリンからイグザレルトへ抗凝固薬を変更する場合の血液凝固能検査実施のタイミングの重要性

■医局紹介
東京女子医科大学 消化器・一般外科
埼玉医科大学国際医療センター 小児心臓外科

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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