メディカル・プリンシプル社【 民間医局 】ニュースプレスリリースDOCTOR’S MAGAZINE 2025年1月号を発刊しました

DOCTOR’S MAGAZINE 2025年1月号を発刊しました

ドクターズマガジンは、1999年11月の創刊から2024年11月号で創刊25周年、今回2025年1月号では300号記念を迎えました。その間の12月号を加えた3号を、25周年&300号記念特別月間として、さまざまな特別企画を掲載しております。

1月号巻頭の300号特別企画では、「過去、現在、未来のがん治療を語りつくす」をテーマに、日本のがん医療界を代表する3人の医師による鼎談を実施いたしました。外科的研究と臨床とで二刀流の森 正樹氏、第5のがん治療法「光免疫療法」開発者の小林久隆氏、ESD(内視鏡的粘膜下層剝離術)を開発・普及させた後藤田 卓志氏に、それぞれの視点からお話を伺いました。

本誌が創刊された1999年当時と現在の25年間のがん治療の変化は目覚ましく、外科は究極の低侵襲へ向かい、放射線科では精緻な照射が行われ、内科では、オーダーメードの分子標的治療を実現いたしました。さらに、消化器がんでは、早期発見・早期治療や、遺伝子検査による新しい予防法の普及、そして光免疫療法というがん治療を一変させるような胎動も始まっています。その背景には、いかにがんの発生から成長までのメカニズムを把握し、適切な治療につなげるか、検診や予防はどうあるべきなのか、という問いかけがあります。高齢社会でのがん治療の位置付けやAIによる医師の役割の変化など、日本のがん医療を率い、治療法の最前線を走り続ける3氏の言葉から、近未来のがん治療の姿が見えてきました。

また、「300号特別企画 SPECIAL.1-表紙で振り返るドクターズマガジン-」では、創刊号から300号までの軌跡として、これまでに「ドクターの肖像」に、ご登場いただいた296人の錚々たる医師たちの表紙を、8ページにわたってご紹介しております。一流、愛、未踏、冒険、絶望、暗雲、不屈、精進、孤高、独創、セレンディピティ、そして命の味。生き様を凝縮する言葉で浮かび上がるのは296人の物語です。25年分の表紙を全て掲載した特別企画です。

また、「300号特別企画 SPECIAL.2-短編小説-」では、特別企画として中山祐次郎氏の人気小説「泣くな研修医」シリーズの最新作から一部を抜粋し、筆を加えたオリジナルの短編小説をご寄稿いただきました。そして、「押し売り書店仲野堂」では、仲野氏の個人的2024年ベスト本の「アウシュヴィッツの小さな厩番」をはじめとする、鉄板で面白い本を3冊ご紹介いたします。

今月号も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しております。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2025年1月>
■[ 300号 特別企画 ]SPECIAL TALK ースペシャル鼎談ー
森 正樹(東海大学 副学長(医系担当)/医学部長、大阪大学名誉教授、九州大学名誉教授)
小林 久隆(アメリカ国立衛生研究所(NIH)/国立がん研究所(NCI)主任研究員、関西医科大学附属 光免疫医学研究所 所長・特別教授)
後藤田 卓志(がん研究会 有明病院 院長補佐/上部消化管内科 部長)

■Doctor’s Opinion
“医療教育はどうなるのかー私の経験した医学教育”
跡見学園 理事長/日中医学協会 理事長/国際医学研究振興財団 理事長
跡見 裕

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #36
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■[ 300号 特別企画 ]SPECIAL.1 ー表紙で振り返るドクターズマガジンー
ドクターの肖像 〜創刊号から300号までの軌跡〜

■[ 300号 特別企画 ]SPECIAL.2 ー短編小説ー
「泣くな研修医」シリーズの著者中山祐次郎氏による短編小説
“女性外科医 佐藤 玲 研修医時代の決意”

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
“急な呼吸困難の原因は?”

■臨床研修指定病院紹介
社会医療法人ペガサス 馬場記念病院
鹿児島県立大島病院

■専門医研修紹介
公益財団法人筑波メディカルセンター 筑波メディカルセンター病院
医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院

■医療過誤判例集
“悪性症候群が疑われる患者における呼吸不全の予見可能性”

■医局紹介
福島県立医科大学医学部 整形外科学講座
福井大学医学部附属病院 消化器・乳腺外科

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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