DOCTOR’S MAGAZINE 2022年1月号を発刊しました

2021.12.27

今号の「ドクターの肖像」は、湘南鎌倉総合病院総長　齋藤滋氏を特集しました。齋藤氏は、心臓カテーテル治療（冠動脈インターベンション）に携わる日本の医師8,000人の嚆矢であり、その道の第一人者です。先駆者である延吉正清氏、亡き光藤和明氏と共闘した黎明期から、飽くなき探求心で権力への反骨心を燃やした結果、世界標準を塗り替え、インターベンションの技術を先導してきました。本当はエンジニアになりたかった、とプログラミング技術を独学で学び、プログラミングの思考法を生かした世界最強の心臓カテーテル医として、次の技術を極めていくでしょう。

「Challenger-挑戦者-」では、放射線科医として「小児心臓CTの被曝低減」をライフワークに掲げ、日本の医療放射線量の適正化・標準化に尽力する東京大学附属病院22世紀医療センター前田恵理子氏を特集しました。類まれなる精神力で、重度の喘息、6回のがんの再発を乗り越えてきた前田氏の枯れない情熱の源を探ります。その他、前回最終回を迎えた仲野徹先生の連載コラムが装いも新たに、「押し売り書店仲野堂」としてスタート！店主の仲野先生が「絶対おもろいから読んでや！」とお馴染みの仲野節が冴え渡る書評です。今号も、全国各地で活躍する医師や医療法人を様々な観点からご紹介しています。