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DOCTOR’S MAGAZINE 2026年10月号を発刊しました

10月号の「ドクターの肖像」では、順天堂大学 医学部 産婦人科学講座 教授の北出真理氏を特集しました。北出氏は、日本の婦人科腹腔鏡手術の発展と女性医療の充実に大きく貢献してきた医師です。女性産婦人科医が少ない時代に、自身が婦人科受診時に感じた戸惑いをきっかけに、産婦人科医を志し、女性が安心して医療を受けられる環境づくりに力を注いできました。

北出氏は、腹腔鏡手術が普及し始めた黎明期から低侵襲手術に取り組み、故・武内裕之氏のもとで厳しい研鑽を重ねながらその技術を磨いてきました。特に、「誰が行っても安全で再現性の高い手術」の実現を目標に掲げ、高難度症例にも対応できる術式の確立やデバイス開発に取り組み、探求を続けています。その後、順天堂大学の女性低侵襲外科・リプロダクションセンターの初代センター長に就任し、子宮筋腫、子宮内膜症など不妊の原因となる疾患の治療から、妊娠までのサポートを一貫して対応できる体制を構築しました。

近年は、低侵襲手術や生殖医療と並び、女性アスリートが抱える健康問題を支援する女性スポーツ医学にも力を入れています。女性の健康を守るため、低侵襲手術の研鑽を重ねてきた北出氏の取り組みは高く評価され、2023年には日本の内視鏡外科領域で最高の栄誉とされる「大上賞」を受賞しました。「産婦人科医は、女性のライフステージ全てに関わり、次世代まで寄り添うことができる、これ以上なく尊い仕事だと実感しています」と穏やかに語る、北出氏の足跡を辿りました。

 

「Challenger -挑戦者-」では、湘南鎌倉総合病院 腎臓病総合医療センター 腎移植内科 部長の塚原知樹氏を特集しました。新たな国民病とも言われる慢性腎臓病患者は国内に1,300万人以上と推定され、成人の約8人に1人に当たります。移植医療の進むアメリカで移植前後の管理を学び、腎移植医療に力を注ぐ塚原氏の挑戦を追いました。その他、「SPOTLIGHT [特別企画]」では、群馬県北西部・吾妻郡で、へき地医療に取り組む2人の医師にお話を伺いました。「押し売り書店“仲野堂”」では、知れば知るほど不思議な睡眠をテーマにした3冊をおすすめします。今月も、全国各地で活躍する医師や医療法人を、様々な観点からご紹介しております。

<DOCTOR’S MAGAZINE 2026年10月>
■ドクターの肖像
順天堂大学 医学部 産婦人科学講座 教授
女性低侵襲外科・リプロダクションセンター センター長
北出真理

■Doctor’s Opinion
“次世代の女性医師たちへ贈る挑戦へのパスポート”
東京科学大学 医歯学総合研究科 眼科 教授
大野京子

■連載コラム
押し売り書店“仲野堂” #57
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

■Challenger -挑戦者-
医療法人 徳洲会 湘南鎌倉総合病院
腎臓病総合医療センター 腎移植内科 部長
塚原知樹

■Dr.徳田のクリニカルパールズ
頚部の所見から分かることは?

■SPOTLIGHT [特別企画]
群馬県吾妻郡 独りにしない医療。

西吾妻福祉病院 管理者 兼 病院長
三ツ木 禎尚

長野原町へき地診療所 所長
金子 稔

■Dr.Matsui きょうも誰かが、眠れていない〜診察に効くやさしい睡眠の話〜
[第7回]“夕方から脚がむずむずする60 代女性”―よく効いた薬が使えなくなったとき
国立精神・神経医療研究センター 睡眠障害センター長
松井 健太郎

■臨床研修指定病院紹介
大崎市民病院
社会医療法人 杏嶺会 一宮西病院

■専門研修紹介
社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院
CCH 総診(同善病院他)

■医療過誤判例集
一時的ペースメーカーの長期留置・入れ替え遅延と「生存の相当程度の可能性」

■医局紹介
自治医科大学 消化器一般移植外科
近畿大学医学部 小児科学教室

■Medical Topics/Student’s Voice
メディカルトピックス/医学生の声

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